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勿来の関 周辺の蛾
マダラガ科・トリバガ科・ニジュウシトリバガ科・ミノガ科・ツツミノガ科
Tの字の形をした蛾がいるとは思いも寄りませんでした。(トリバガ科)


マダラガ科

 ヤホシホソマダラ 水沼ダムのススキの葉に上に止まっていました。名前はなかなか調べることができませんでした。

 ホタルガ 頭部が赤くホタルに似ていることからこの名が付いたと思われる。幼虫には毒針毛は無いが、分泌液を出す。接触後約10時間後に軽い発赤と痒感(かゆみかん)が現われる。約2日で治癒。雄も雌も櫛歯状の触角がある。雌の櫛歯は短いと言うが未だ見比べていない。


 ホタルガ 食餌植物のヒサカキが勿来の関には多いのでよく見かける。


トリバガ科

 エゾギクトリバ 三角形の紋と外縁近くの白線が目印となっている。幼虫の食草はヒメムカシヨモギ等の花蕾茎などである。

 エゾギクトリバ 勿来の関では8月下旬以降に観察されている。

 フキトリバ  前翅中央付近に焦茶色で > < の紋があるのでフキトリバと判断した。

 フキトリバ フラッシュを焚くと真っ白くなりなかなか上手く写せない。斜め上から構えると翅の紋が上手く写せる。

 ブドウトリバ 黒っぽいのですぐブドウトリバと判明する。

 
 トキンソウトリバ   

 ヨモギトリバ 外縁の縁取りと前翅前縁に黒点が3つ並ぶことでヨモギトリバと判断する。ヨモギトリバについての掲載数は少ない。

 ヒルガオトリバ 人家が近い場所で発見する。ヒルガオやサツマイモを幼虫が餌としているからであろう。  


ニジュウシトリバガ科

ニジュウシトリバ 驚くことに小さい翅が左右に12個ずつあるので24鳥羽とついたのであろう。  


ミノガ科

 クロツヤミノガ  

 通称 ヒモミノガ Gen. sp.


ツツミノガ科

 
 キンバネツツミノガ よく似たクロマイコモドキ(マルハキバガ科)とは止まるときの翅の開き方が違う。キンバネツツミノガは写真のようにわずかに開く。  

[更新履歴]
キンバネツツミノガを追加する。  2012.9.4
ヒモミノガ Gen. sp.を追加する。  2013.10.26