もどる

勿来の関 周辺の 蛾
カギバガ科
 カギバガ亜科とトガリバガ亜科に分かれる。


カギバガ亜科 前翅の翅頂が鉤(かぎ)状に曲がる蛾が多い。

 オビカギバ 黒っぽく見えるが帯の模様がある。2013.04.18  


 ヤマトカギバ 内横線の内側と外横線の外側に黄色の線がある。幼虫の餌はコナラ・クヌギ・クリ。


 マエキカギバ こげ茶色でヤマトカギバと区別がつく。 右端のような黄褐色のものもいるので間違いやすい。

 ウコンカギバ  熱帯アジア原産のショウガ科のウコンの根の色に似た色をしているので名付けられたのであろう。 


 ギンモンカギバ  前翅にある黒っぽい色の斑点が目印である。


 スカシカギバ 朝,幸運にも窓ガラスに止まっていた蛾を逃げないように写しました。   ギンモンカギバ


 ギンスジカギバ  ホシベッコウカギバ  ウスイロカギバ 斑紋がないので区別できる

 アシベニカギバ  個体変異が大きく色の違いで判別がつかない。L字の白紋が前翅にあり決め手となる。名は足が紅色なのでアシベニカギバと付けられた。


 オガサワラカギバ 黒い2つの斑点が目印  マンレイカギバ 内横線と後翅の線がずれる   アシベニカギバ このように足が赤い。

 ヒトツメカギバ 紋様がヒメシャクと似ている  フタテンシロカギバ 左右どちらもエダシャク科の蛾と間違えてしまいそうである。


トガリバガ亜科 翅を閉じてとまる蛾が多く,翅頂は丸みを帯びずとがる蛾がほとんどである。


 サカハチトガリバ  一見,シャチホコガ科のナカスジシャチホコに似るが紋様の位置と太さが違う。どこから見ても八の字が逆さになる。


 マユミトガリバ 早春の蛾で腹部の背にある黒毛の束が目印。  


 モントガリバ  薄紅色の魅力的な蛾である。写真ではなかなかうす紅色は出ず白っぽく写ってしまう。幼虫の餌はモミジイチゴ・カジイチゴ

 ヒメウスベニトガリバ   ホソトガリバ  

 アヤトガリバ  波形の模様が美しい蛾である。モントガリバは見かける回数が多いが,・ヒメウスベニトガリバ・アヤトガリバは少ない。

 ヒメナカジロトガリバ 前翅長15mmと短く,ナカジロトガリバ幼虫の食餌植物マメザクラは勿来の関に分布していないのでヒメナカジロトガリバと判断しました。撮影日2011/11/02

 ムラサキトガリバ  ニッコウトガリバに似ているが,腹部の背にマユミトガリバのような黒毛の束が無い。

 ニッコウトガリバ 腹部上に黒い毛束があるので,ムラサキトガリバに似ているが区別できる。 

 オオバトガリバ 環状紋が小さいのでホソトガリバと区別がつきます。

 ギンモントガリバ 

[更新履歴]
ニッコウトガリバを追加する。  2012.12.25
オビカギバを追加する。  2013.04.18